がくぽんお誕生日おめでとう!!
30日のウナ誕から続いてまたお祝い感が無い曲ですが
祝う気持ちはあるんです。
テーマは「夏」と「怪談的な話」で作ってみました。
この曲に限らずプロトタイプ(と呼ぶかわからない…)があって
なんやかんやで完成形へとなりました。最初のはもう少し落ち着いた感じだったと思います。
歌詞についてですがあえて伏字にしていたり、記載していない箇所があります。
あと裏歌詞があったりします(この曲で2つ目)
全部は聞き取れないと思います。むしろ聞き取れたらすごいです…
あと!!最後の蜩の鳴き声ですが、初めは音をスパッと切って無音にと思っていたのですが
ある日「蜩の鳴き声最後に入れたら滅茶苦茶いいんじゃね…?!」と思い立ち
スマホで録音してそれを加工しています(と言ってもガビガビノイズをガシガシとってエライことになってます)
20回以上は録音し直したりしてます。生活音とかご近所の音とか色々ありまして…!!
◆曲について◆
一度怖い雰囲気の曲が作ってみたかったので頑張りました。(この曲に限らず全部頑張ってます)
視聴者は「怖い話を聞いて、それを想像している」感じです。
夏と言えばホラーですが、私は聞く分には好きな方なのですが
映画やゲーム、漫画などはてんでダメなタイプです。怖いのは怖い!!!!!!
ザクロ道 歌詞 《》は裏歌詞です。ほかの人には内緒にしてくださいね。
(1)
夕焼けの赤に染まる帰路(みち)、蜩(ひぐらし)の声は
柔(やわ)く、儚く沁(し)みるように
溶けて消えていくようだった。
何時も通り君と喋り、影も変わらず並び歩く。
振り向きざまに、目が合った瞬間(とき)
君は連れていかれた。
追いかけた先は嫌に冷えて、薄気味悪かった。
風に遊ばれて風車が笑うようにカラカラ、回る。
「急いで探しに行かなくちゃ」
(2)
沈むような黒に染まる道、蜩の声が
今は遠い昔のように、感じてしまうようだった。
ふと気付くと鉄の匂い、周囲(あたり)に漂い立ち止まる。
"そいつ"はいた、僕のすぐ背後(うしろ)
――■■■、■■■■。
≪ぐにゃり歪んでいた――≫
逃げ走る先は嫌に陰り、耳鳴りが響いた。
滲み出る汗と涙交じり 頬を伝いぽたぽた、落ちる。
「急いで探しに行かなくちゃ」
(3)
音無しの柘榴道を、彷徨いながら歩いていく。
朧(おぼろ)げな光の向こう側
君の姿を見つけた―――
駆け寄った先には懐かしい笑顔がありました。
まるで長い隠れ鬼をして、遊んでいたようだった。
君の手を掴んで走り出す「もう離れたくない」
込み上げた言の葉君に伝え、涙ぬぐって振り向いた。
君はどろり、と■■■■■。
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